京都東山・ぐるり街歩き

京都は何度も訪れていますが、四条通りから南はほぼ未開拓。今回は、知らなかった東山区をぐるり周ってみました。

〔行程〕阪急「京都河原町」駅→建仁寺→六波羅蜜寺→三十三間堂→妙法院→大谷本廟→高台寺→円山公園→知恩院→阪急「京都河原町」駅(約8キロ/所要時間:約3時間30分)
〔気象〕くもり時々晴れ・気温30度

午前11:00少し前、京都河原町駅を出発。日差しはゆるいものの、蒸し暑さはさすが京都。

四条通りから祇園の花見小路を下って、臨済宗の総本山・建仁寺へ。写真は法堂。臨済宗の総本山は宗派別に各地にあって、どこも敷地が広大。入館料なども取られないので、ルートとして境内を歩かせてもらいました。

建仁寺を出て、さらに下ると六波羅蜜寺。有名な空也上人の立像(口から小さな仏様が出ている像)があるお寺。中に入らなかったので奥行きは分かりませんが、通りからから見る限りはこじんまりしたお寺でした。

豊国神社。「とよくにじんじゃ」と読むそうです。ご存知太閤さん、豊臣秀吉を祀った神社です。徳川家康公を祀った日光東照宮もそうですが、戦に明け暮れたいわば人殺しを神様として祀るのはどうなんだろうか?

渋い建物は、京都国立博物館。明治時代の赤煉瓦建築ですが、京都ではこれでも歴史が浅い方。現在は、写真の正門からは入れません。

7条通りを越えると、三十三間堂の拝観口。千手観音坐像や千体千手観音立像、風神・雷神と二十八部衆などの国宝がある古いお寺です。先ほどの京都博物館より700年くらい古いです。
有名な千体千手観音立像の中には、会いたい人の顔が必ずあるといわれています。

三十三間堂からJR東海道線を越え、東大路通りを下り、九条に至る前に東へ折れ、京都女子大学をめざして上り、女坂を西へ下って妙法院門跡前へ(ルート地図参照)。
門跡とは、皇族の子弟が出家して開いたお寺のことをいい、ここ妙法院は後白河法皇ゆかりのお寺とされています。門を入ってみましたが、どことなく格式張った感じがしました。

東大路通りを五条まで上ると、大谷本廟前。浄土真宗本願寺派が守る親鸞聖人のお墓です。京都駅の北にある本願寺ではなく知恩院に近い東山にあるのは、師匠・法然上人を慕う気持ちからでしょうか。
大谷派の「大谷祖廟」も、知恩院と円山公園を隔てた場所にあります。

大谷本廟を後にして、五条坂を登ります。清水寺の門前はこの日も混雑気味。清水寺へは寄らず、維新の道経由で高台寺をめざします。

ねねの道から高台寺へ。高台寺前では、秀吉とねねが良縁の神様のように扱われていましたが、「ちょっと違うんちゃう!」とツッコミを入れたくなりました。

ねねの道を経て、円山公園へ。写真は、円山公園内にある坂本龍馬と中岡慎太郎の像。歴史の教科書か何かで見たような…、デジャブというか不思議な感じにつつまれました。

円山公園を抜けると、浄土宗総本山知恩院。写真は国宝の御影堂です。平成の大修理を終え、きれいになりました。鶯張りの廊下や左甚五郎の忘れ傘でも有名です。

知恩院の三門。こちらも国宝です。拝観料も取らず、外国人も多く訪れるのに、いつ来てもチリ一つ落ちてません。

祇園の繁華街を抜け、京都河原町駅へ帰着。午後2:30を過ぎていました。電車のクーラーが恋しい!

京都の街歩きは見所が多く、どこを歩いても風情があって飽きてきません。
歴史で習った名所やお寺、石畳の道などはもちろんですが、今回特に感じたのは下町の味わいです。
写真には収めませんでしたが、拠点と拠点ををつなぐ道中に、はじめてなのになつかしい風景がたくさんありました。
一千年前の歴史に想いをさせるのも京都なら、若かりし日々を想い起こさせてくれるのも京都。
また機会があれば歩いてみたいと思いました。